福岡海星 SDGs プロジェクト
皆さんは、SDGs(Sustainable Development Goals)を知っていますか。国連開発プログラムによると、SDGsとは「持続可能な開発目標」、世界規模の目標として認識されていて、2015年、国連に採択されました。国連は、世界中の貧困を終わらせ、地球を守る、そして2030年までには、すべての人が平和と繁栄を享受することができるようにと世界に呼びかけました。
さて、福岡海星では、「総合的な探究の時間」にSDGsについて探究学習をおこなっています。今回、次の世代のために、よりよい未来を創造する重要性を理解し、附属小学校、認定こども園マリア幼稚園の協力を得ながら、2つのプロジェクトを運営し、SDGsの17の目標の達成に向けて行動します。
11月25日、生徒会執行部がスライドを作成し、プレゼンテーションを行いました。内容は以下の通りです。
一つ目のプロジェクトは、使い捨てのカイロの回収です。回収した使用済みのカイロは、兵庫県にあるGo Green Groupという団体に送付し、カイロの中に入っている鉄粉を利用して海や川、湖などの水をきれいにする活動に役立てられます。また、この活動は、障がいをもつ方々の雇用にもつながっており、SDGsの12・14・15・17のゴールに参与することができます。
二つ目の古本回収のプロジェクトでは、読まなくなった本を回収して再活用し、2~3月に古本市(古本フリーマーケット)を行う予定にしています。古本市で得た収益は、一つ目のプロジェクトの使い捨てカイロを送付する郵送料に充てさせていただく予定にしています。
私たちはこの活動に学院全体として取り組み、地球の将来に貢献できることを望んでいます。