「隣人を大切にしましょう」 シスター入江純子
おはようございます
梅雨の真最中です。気温が高く厳しい毎日ですが、気分に負けずに登校して来ました、そんな自分に大きな二重丸を上げましょう。
シスターは2週間ほど前に南高梅3kgを使って梅干を付けました。作り方をインターネットで出してその通りに仕込みました。重石の代わりに5kgの米袋を置きました。とにかく白いご飯においしい梅干であるようにと丁寧に漬けました。10月ごろが楽しみです。
今日のみ言葉 「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。」
(ヨハネによる福音書13章34節)
「あなたがたに新しい掟を与える。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。互いに愛し合うならば、それによってあなたがたがわたしの弟子であることを、皆が知るようになる。」
わたしがあなたがたを愛したように・・・・・イエス様はどのように弟子や出会う人たちを愛したのでし
ょうか。
弟子の足を洗う(「ヨハネによる福音書」第13章1節)
イエスは、この世から父のもとへ移るご自分の時が来たことを悟り、世にいる弟子たちを愛して、この上なく愛し抜かれた。夕食のときであった。
食事の席から立ち上がって上着を脱ぎ、手ぬぐいを取って腰にまとわれた。それから、たらいに水をくんで弟子たちの足を洗い、腰にまとった手ぬぐいでふき始められた。
ペトロが、「わたしの足など、決して洗わないでください」と言うと、イエスは「もしわたしが洗わないなら、あなたはわたしと何のかかわりもないことになる」と答えられた。そこでシモン・ペトロが
言った。「主よ、足だけでなく、手も頭も。」
主であり、師であるわたしがあなたがたの足を洗ったのだから、あなたがたも互いに足を洗い合わなければならない。わたしがあなたがたにしたとおりに、あなたがたもするようにと、模範を示したのである。
120数年前にマリアの宣教者フランシスコ会の日本管区発祥の地熊本に来られた5人の若いシスターが先ずしたことは桶をもってハンセン病の方の足を洗ったことでしたね。
イエスが最後に与えた新しい掟である相互愛は、私心なく、上下関係なく、制限なく、自分を与えること、あるがままの人間全体を愛すること、そしてすべてを赦すこと。
愛には痛みが伴いますが、人生においてこれ以上の宝はないと思います。
わたしが愛したように
わたしが愛したように あなたたちが互いに 愛し合うこと これがわたしの掟
友人のため 命を与える それよりも 大きな愛はない わたしの掟
わたしの命じることを守るならば あなたたちは 私の友人である
あなたたちが実を結び その実を残すためにあなたたちをたてたのは わたしの望み
わたしの名により父に あなたたちが求めるものすべて 父は 与えてくれる
わたしがあなたたちに命じることは 互いに愛し合って 生きて行くこと
シスターのお願い
イエス様はわたしたちにとんでもないことを要求されますが、ご自分の死を目の前にして残された言葉です。
イエス様の幸せになってほしいという思いを知った皆さんは、これからの時を大事にしてくださいね。