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福島ホープツーリズムに参加5

福島ホープツーリズム、 最後のプログラムはカトリック原町教会への訪問です。

南相馬にある原町教会には、被災地支援のため、複数の女子修道会からシスター方が派遣されました。のちに、(修道会の)合同による2つの修道院も市内に設立され、周辺地域の復興と、被災された方々の心のケアのため、精力的に活動を続けてこられました。

原発事故により、他所へ避難するため教会を去った信徒の方々、放射能の影響、進展の兆しの見えない事故処理状況からくる住民の不安など、多くの課題を抱えていますが、 皆で心と力を合わせて活動されています。

幸田司教様との対談の時間を持ち、震災後の活動と原町教会のルーツについてもお話を伺いました。「教会として何が出来るか」という事を考えた時に、被災地のために祈ることから始め、活動の場はその後サロン活動や屋外活動へと拡大し、支援を行ってきたそうです。

また、本校生徒は、昨年度よりこのホープツーリズム研修のために、海星祭や学内でのチャリティー活動を行ってきました。その収益金を被災地支援金として本日、原町教会に献金いたしました。ご協力いただいた方々に心より感謝申し上げます。

私たちの学びと行動が、福島県が復興に向けて前進するための光や希望となりますように、そして、福岡海星女子学院はこれからも被災された方々のために、一日も早い復興を願って、全校生徒心を合わせて祈り続けます。

また、幸田司教様をはじめ、原町教会の信徒の方々、美味しい蒸しパンを作ってくださって、温かく私たちを迎えてくださったことに心より感謝申し上げます。


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