3年こども教育進学コース「総合的な探究の時間」
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福岡女学院大学 人間関係学部 子ども発達学科の藤田 一郎先生をお招きして、「発達障がいと気になる子ども」の授業を3年生にしていただきました。
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発達障がいの子どもの特徴を知り、気になる子どもの行動、対応等を考えました。 蹴ったり叩いたりしやすい子どもに対して、また勝ち負けにこだわる子どもに対してや登園をしぶったり親から離れない子どもに対して、どう関わっていけばよいのかをグループに分かれて考えました。
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オーストラリアの心理学者が開発したプログラム「前向き子育てプログラム」を知り、前向きな子育てについて学びます。
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「私は実習に行って発達障がいやグレーゾーンの子どもがいても、どう関わればよいのか分からず、ただ見ているだけでした。今日の発達障がいの講義は、将来、保育者として子どもの成長に携わりたいと思っている私にとって、大変勉強になるものでした。障がいの特徴や望ましい対応を知ることで、関わり方が変わってくるからです。そして『どの子も成長する力を持っている』ということばが印象に残りました。障がいがあるなしに関わらず、私はその子の特性を知り、意志を尊重し、才能を伸ばしていきたいと思います。そしてその子の気持ちに寄り添って、関わることができるような保育者になりたいです。」(ある生徒の感想から)
海星にいながら、大学と同じような講義を受けることができました。藤田先生、ご来校いただきありがとうございました。