校長室からMessage

ファミリースポーツデー

教 頭 松本 裕子

総合練習

○今週末17日に開催される「ファミリースポーツデー」に向けて子どもたちは、連日練習に励んでおります。13日は、総合練習を行いました。全プログラムを通して観るのは、子どもたちも私たちもはじめてです。ここで、少し紹介いたしましょう。

○今年のファミリースポーツデーは、コロナ禍前に少し戻した形で行います。9月とは言え、全国的に30度を超える猛暑日が記録的に続き、熱中症対策を考えなくてはなりません。また、子どもたちの体力もこの暑さで低下していることも考慮し、午前中の開催となりました。紅白に分かれたプログラムの内容は、それぞれの学年に「競技」「表現」「走」の3つの分野を取り入れ、「紅白交礼」「幼児参加の徒競走」と「海星音頭」を加え、海星ファミリーの輪を広げたものになりました。

○幼児参加の徒競走「ようこそ 海星小学校へ」は、在校生の弟妹さんがいらっしゃる方は、どうぞご参加ください。未就園児さんも大歓迎です。お土産を準備して、お待ちしております。

委員会活動

○今年は、4年ぶりに4年生から6年生の子どもたちが委員会に分かれて運営を行います。紅白の応援団は希望者です。今年は、開会式の中で、紅白のエール交換があります。応援団長は、大きな声でそれぞれの健闘を称えます。太鼓のリズムに合わせて団員も動きに力が入ります。

○放送、演技、用具、得点とそれぞれの係に分かれ、任された仕事で動きます。放送係は、放送委員会。アナウンスをみんなで聴き合い、分かりやすくはっきり伝えるために必要な「間のとり方」「声の強弱」「ゆっくり、はっきり」を心がけアナウンスをいたします。

○演技係は、体育・理科・図書委員会。「走」のゴールテープを担当したり、「表現」に必要なラインを引いたり、誘導したりと仕事は多岐にわたります。

○用具係は、運営・保健環境委員会。「競技」に必要な道具を準備します。ゼッケンやバトン、玉入れの用具、三角コーン、ボールなど決められた場所に設置、片づけに走ります。体力勝負です。

○得点係は、宗教委員会。「走」や「競技」に紅白の得点がつきます。得点を係の先生に伝え、得点版(指揮台前に設置してあるボード)に得点を入れる仕事です。紅白の勝負に関わる重要な仕事です。

○今年のファミリースポーツデーのスローガンは「パワー全開 心を合わせ がんばれ海星っ子」です。スローガンは、運営委員会が全校生の意見をまとめ考えました。スローガンは、当日入場門に掲げられます。一文字一文字にファミリースポーツデーの成功を願い運営委員会で書きました。

学年表現

○1・2年生は「ななめうえおんど」を踊ります。1年生は黄色の棒、2年生は青色の棒を持って踊ります。かわいい手の動きをご覧ください。当日、子どもたちが描いた「生き物」の絵を本部席後方に掲示いたします。

○3・4年生は「YOSAKOIソーランin KAISEI」です。タブレットの「ソーラン節」を見ながら休み時間も練習を重ねました。法被に書かれた漢字一文字にも注目です。

○5・6年生は「集団行動」です。行進から隊形が代わっていきます。ぶつからないように交差する行進の動きは、目を見張ります。

海星の伝統

○海星の伝統と言えば「海星剣士」と「海星音頭」でしょう。
「海星剣士」は、本校独自のカリキュラムで5年生から剣道を必修の授業に取り入れております。コロナ禍で剣道の授業も「声が出せない」「マスクの着用が困難」などございましたが、やっと、今年はファミリースポーツデーで子どもたちの凛とした姿を披露することができます。「礼にはじまり礼におわる」をモットーに子どもたちに技だけでなく日本文化の「礼儀」を通して心の醸成を図ります。

○「海星音頭」は、学院創立期に教職員で作詞作曲をした、海星小学校にしかない音頭です。10年前には、地域の民謡の先生にお願いし、お弟子さんと新たに演奏、唄を録音していただきました。今年も「海星音頭」をファミリーの方々とご一緒に踊れるのを楽しみにしております。
1年生のご家族のみなさまもどうぞご参加くださり、大きな海星ファミリーの輪を広げてまいりましょう。
 17日、お天気に恵まれますように、お祈りしております。

 

一覧